『人生のピース』(2)

2019.8.12(Mon.) 12:00~14:10
2019.8.12(Mon.) 17:00~19:10
東京芸術劇場シアターウェスト
昼/K列10番台(センターブロック)
夜/G列20番台(上手側)

5日間10公演これにて終演。

千秋楽は「フローラルマリアージュ」パートに客席からの拍手が入るという”千秋楽スペシャル"に5回のカーテンコール。空調効き過ぎ感のあるシアターウェストがものすごい熱量に包まれました。

仕込みとゲネプロ含めて1週間だと、この公演のように5日10公演が限界。
好評でも週末が1回しかなく、評判が伝わる頃には終わってしまうのは、やはりもったいない気がします。

結果として3回の観劇になりましたが、実はA席引換で見た月曜マチネが最後列ど真ん中で、ラストの(青山)郁代ちゃんのソロと目線が一緒、という壮絶な幸福感を味わいまして、なぜこの席が3回中一番安かったのだろうと(笑)

・・・

前回も書きましたが、この作品は婚活をテーマにしつつも、「結婚物語」ではなく「人生物語」なんですね。

それぞれの登場人物が人生の価値観を見つめ直した結果として、「結婚」にたどり着くも良し、「シスター」にたどり着くも良し、「友達」にたどり着くも良し、というのはいかにも今の時代ぽい。

ラストシーン、(木村)花代さん演じる潤子と婚活パーティーで知り合った金子さんとのエンディングをあえて結論を見る側に委ねているのは、そんな今の時代の多様性ゆえなんでしょうね。

今回は音楽が小澤さん(小澤時史氏)ということで、とても似た印象を受けるのがTipTapの”Life3部作"の最終作『Play A Life』。

妻を喪って生きる甲斐を失った主人公が「どう生きるか」を、妻との思い出を軸に、夫婦共通の後輩である教育実習生の前向きさを持って認識していく物語で、花代さんはその「妻」を演じていました。

そのときの花代さんは夫を元気づける側でしたので、逆と言っていいほどの立場なのですが、似ているなと思ったのが、「人生の選択は人それぞれ、だからこそ自分の人生は自分で決めなければならない」ということ。

「この年齢になったら結婚しないと」という世間体は当然、今のご時世にも存在するけれど、自分の人生を見つめて、必要な決断をしていくことでしか、自分の人生は拓けてこないんだろうな、と改めて思わされました。

主演を務めた木村花代さんは四季卒業以降しか拝見していませんが、驚くほどの小規模な舞台から大劇場に至るまで、幅広く務めてきたからこその今回の座長としての居住まいの確かさ。

実のところ、同級生3人娘は原作では34歳の設定なので、3人娘の中でリアル34歳に近いのは郁代ちゃんだけなんですよね(郁代ちゃんはまだ33歳)。座長としての重さとしてはやっぱり花代さんの経験が必要だったのかなと思います。

礼香を演じた青山郁代さんは先述の通り、3人娘唯一のリアル世代ですが、末っ子的な「甘え上手でちゃっかりやさん」というとっても郁代ちゃんらしうポジションを確保しつつ、「綺麗な顔してサラッと直球ぶっ込む」あたりがとってもらしかったです。
まぁ、全編に亘って毒舌担当はピッピとポッポの子役さんだったわけですが(爆)。

今回の作品の中で「マリアージュ」という言葉が出てきますが、語源は結婚とはいえ、「違った良さをもったものが混じり合うことで新たな良さをつくりだす」という意味でも使われていて。

それからすると花代さんと郁代ちゃんの歌声のマリアージュはもう最高で。
『ミス・サイゴン』『キューティー・ブロンド』『メリー・ポピンズ』と共演してきて、郁代ちゃんの花代さんへのリスペクトはもう疑うべくもないことが、歌声にそのまま乗っていて、2人の一心同体ぶりが素晴らしかったです。

・・・

セットを最小限に抑え、背景を絵で映す方式なのも新鮮でしたが、歌と歌声に支えられ、全く簡易さを感じられなかった素敵な作品。

難しいのだろうなとは思いながらも、また同じキャストで拝見してみたい作品です。

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『人生のピース』(1)

2019.8.10(Sat.) 18:30~20:40
東京芸術劇場シアターウェスト
C列10番台(センターブロック)

初日の8日も観劇予定だったものの、職場の納涼会で幹事だったため泣く泣く見送り、この回が初日。

あえて原作も見ずにこの日が初見。

女性3人、木村花代さん演じるキャリアウーマンの潤子、五十嵐可絵さん演じるみさ緒、青山郁代さん演じる礼香。3人の同級生が、社会人となってそれぞれの道を歩み、それでも「友情」は続いていたある日、礼香が発した「重大発表」が3人それぞれを変えていきます。

テーマは「婚活ミュージカル」。

小学校の国語教師の礼香がお見合いで結婚することになった、と「発表」するわけですが、その時の礼香のどことなく誇らしげな様子が、郁代ちゃんが演じたからこその絶妙な高飛車感(笑)。

潤子とみさ緒が、「(礼香が)悪い子じゃないのは知ってる。けど、あのキラキラ感と勝ち誇った感じにイラッとする」って感じに受けとる感じが本当に絶妙(笑)。

花代さんもこのテーマの物語に出るのはとても驚きましたが、バリバリのキャリアウーマンながら、気づいたら若手には入らなくなっている年頃。

後輩から頼られ、上司から「形の上では」任せられる立場だけど、世間の既成概念の「この年齢だから結婚しなくちゃ」という圧からはなかなか逃れられない…そんな立場。

この作品で面白いのは、子役として2人の女の子が登場して物語のMCを担当していること。
ぞしてそれがむっちゃ毒舌(笑)。

「そうそう、こう突っ込みたくなるよね(笑)」って感じが絶妙なのと、たとえば職場でたくさん登場人物が出揃ったときに全部説明してくれる親切仕様。

舞台というと登場人物の説明は物語の中で読み取っていってね、というのが標準的ですが、新時代の作りというか、字幕が当たり前のドラマに近い考え方なのかもしれません。

ミュージカルといえば、頻繁に見る私のような人が言うのも難ですが、やっぱり世間的に言えば非日常というか、どことなくぎこちないところがあるもの。

今回、「婚活」というテーマはミュージカルに通じるものがあると感じて、というのも、いつもの自分(日常)からあえて気持ちを作って臨む、というところが似ているんじゃないかなと。

それでいて、物語が進むにつれ、非日常のぎこちなさが薄れて、ありのままの自分を見せることにためらいが薄れてくる。

婚活にどう取り組むか決めかねている潤子。
結婚が決まったのに自分が本当に認められているのか確信が持てない礼香。
結婚を目指していなかったのに相手を信頼できたところから自然に一緒になることを認識できたみさ緒。

三者三様の進み方はあれど、それぞれがそれぞれの視点で、世間からの画一的な見方に囚われずに、道を見つける様がとっても前向きで。

この作品はTipTapでおなじみな、世界の小澤先生こと小澤時史氏が音楽を担当されていますが、いい意味でミュージカルらしくない、というかTipTapぽい。

登場人物に寄り添う音楽から、登場人物を面白おかしくはやし立てる音楽から、小澤さん得意のブラックな味付けもあったりで、とっても楽しい。

歌声も花代さんと郁代ちゃんの絶品なデュエットも堪能できて、このキャパシティでこの完成度は期待以上!

登場人物では吉田萌美ちゃんのキャラクターも面白かったし、皆イキイキしてたのは、座長の花代さんのお人柄あったからこそだろうなと。

とってもいいカンパニーなので今日(12日)で終わってしまうのが残念ですが、当初予定だった3回観劇すべく、今日はマチソワです。どんな印象を持つか楽しみです。

 

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『Before After』(15)

2019.8.4(Sun.) 18:00~19:20
南青山MANDARA

「Before After In Concert」も今回で3回目。
今回は西川大貴ベンと池谷祐子エイミーという初顔合わせのペア(2017年2月公演のBA同期)ですが、今回は西川氏が演出も担当するというバージョン。

新鮮だったのは、ベンとエイミーが完全に2人並んで歌う前半部。
舞台ですと2人が近づいたり抱き合ったりするシーンがあるわけですが、この日はそれが全くなく。

ベンとエイミーが交わることなく進んでいくような印象がずっと続いていって。
1部ラスト(この日は休憩なく80分ノンストップ)高揚感を過ぎたら、素っ気なくポジション変わって(前半はエイミーが上手側、後半はベンが上手側)。

それが大きく動いたのは、ベンとエイミーが激しくぶつかるシーン。
ここで初めてベンとエイミーがお互いをはっきりと認めるのですね。
でもそこにあったのは、思えば、お互い「幼い自分」
お嬢様育ちのエイミーは知らず知らずのうちにベンを目下に見ていたし、ベンはお嬢様なエイミーに対する引け目を抱いていたし。

売り言葉に買い言葉で破綻した2人の関係は、でも初めて自分の感情を正直にぶつけられる相手を見つけた瞬間でもあって。

暗闇から晴れて「Before」から「After」に変わったとき、たしかに2人の関係は変わっていて。

当時のお互いの幼さを認め、エイミーをして「2人とも学んだもの。」と語るやんさんは、一気に大人の女性になっていてその変化にびっくり。

ベンだって、いい加減に見えても、きちんと自分の価値観から外にでる思い切りをきちんとしていて、子供を作ることを認めてみたり、檻の中にいるかのようなエイミーを父という鳥かごの中から解き放って。

エイミーにとっても、したくもない仕事から抜け出して、自分のやりたいこととしての”ギャラリー"を得て、前向きに生きる生き方を教えてくれたベンは、かけがえのない男性になっていて。

お互いの人生が平行で交わることないときから、初めてお互いを認めてぶつかりあって、そして時を隔ててお互いの大切さに気づく、その流れがとっても素敵で、西川氏の演出にブラボーでした。

・・・

今回良かったのは、MCをいっさい排した構成。何しろMCさせたら一瞬で笑いの世界を作り出す2人(主にやんさん)ですから(笑)、演じる側も見る側も集中できた、すばらしい構成でした。

この日1回だけの予定だった2人のペアは好評につき9月2日(月)夜に渋谷J'z Bratにて再演。
横に広がる空間で今度はどんな感じで物語が紡がれるのか、楽しみです。

なお、この日はやんさんは『エリザベート』マチネを終えてからの合流。そのタフさに脱帽です。

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『”ブラバン・ディズニー!”コンサート』(2)

2019.8.3(Sat.) 14:00~16:00
東京芸術劇場コンサートホール

1階J列10番台(センターブロック)のち
1階K列30番台(上手側)のち
1階後方丸椅子のち
1階S列30番台(上手側)のち
1階O列1桁番台(下手側)

3月から全国を回ってきた「ブラバンディズニーコンサート」2019年シリーズ、
この日が楽日です。

今まではセットリストを2パターンに分けて「Aプログラム」「Bプログラム」を会場毎に使い分け。
3月中までは東京ディズニーリゾート35周年期間にあたっていたため、そのほぼ最終日にあたる東京(オペラシティ公演)では「Brand New Dream」があったりした頃から5カ月も過ぎると、随分と演奏曲も変わり。

また、この日は楽日と言うことで「Sプログラム」というバージョンがこの日限りで作られ、MC兼歌唱の綿引さやかさん(びびちゃん)がこの音響の良いホールで4曲も歌うという、またとないコンサートとなりました。

…と、ポジティブな書き方で始めてますが、座席の表記に違和感ありますよね。

(ちょっと伏字で参りますので、気にならない方は反転してご覧ください)

私が舞台を観はじめて20年以上経ちますが、この日初めて「ダブルブッキング」というのを体験しました。

先に着席されていた方も私も、いずれもローソンチケット発券(ちなみに発券先が違う場合は主催が優先になります)でしたが、どうも私がオペラシティで会場販売で購入した分を、誤って未販売として戻したのが理由らしく。

最終的に次の席が決まるまで30分近く。「空いている席に座っててください」という誤った指示がされた結果、遅れてきた人と鉢合わせになって気まずい思いをしたり(苦笑)、後から「この席で(代替席は)よろしかったでしょうか」って主催さんにお詫びかたがた言われましたが、もうツッコむ気力もなかったです(爆)。ちなみに、正しくは「丸椅子」に座って待っていただくのが正規手順だそうです。

では本編に戻ります。

まずはセットリストから。(★はびびちゃん歌唱曲)

<第1部>
1.スターウォーズ メインタイトル
2.小さな世界
3.ノートルダムの鐘 メドレー
4.Today's Special (1)
 サークル・オブ・ライフ/ライオンキング
5.Today's Special (2)
 夢はひそかに/美女と野獣
6.ホール・ニュー・ワールド/アラジン
★7.Colors Of The Wind/ポカホンタス
★8.幸せのありか/メリー・ポピンズ リターンズ
9.インクレジット2/インクレディブル・ファミリー

<第2部>
10.ディズニー・クラシックス・メドレー
11.トイ・ストーリー・メドレー
12.ディズニー・ワールドミュージックツアー
 ※うち1曲、★「リフレクション/ムーラン」
★13.スピーチレス~心の声/実写版・アラジン
14.アナと雪の女王 メドレー

<アンコール>
1.ディズニー ツムツムのテーマ
 ~みんなでブラバン・ディズニー!~

・・・

2019年シリーズは「歌も歌える人」としてびびちゃんがアサインされたこともあり、特にこの日は集大成として歌もたっぷり。通常は2曲の歌唱ですが、この日は4曲。

演奏はToday's Specialは片方の曲のみでしたが、歌は全開で4曲。

その中でも注目はやはり実写版『アラジン』で王女ジャスミンが歌う新曲「スピーチレス~心の声」。

実写版では木下晴香ちゃんが歌っているこの曲、ディズニー主催のこのコンサートということで、びびちゃんの歌唱が実現しました。

聞き比べると「まっすぐの種類が違う」という感じを受けたかな。

晴香ちゃんジャスミンは鋭く突く槍のように、
まっすぐ突き抜ける芯の強さ。

びびちゃんジャスミンは重く振り下ろす剣のような、
まっすぐ叩きつける意志の強さ。

そして、晴香ちゃんジャスミンは自らの信念のためには非情にもなれるのに対して、びびちゃんジャスミンは情を切り離せないところを感じて、その包容力がびびちゃんらしくて素敵でした。

・・・

このコンサートのアンコールは楽器をもった希望者が壇上に上がれる「みんんでブラバンディズニー」。

客席でのんびり見てようかなと思ってたら後ろから肩をたたかれまして。
ふと拝見するといつもびびちゃんの現場他でお会いしてる方。

「よろしかったら楽器あるので上がりませんか?」とお誘いいただいたんでせっかくなので壇上に上がっていくと、びびちゃん喜んでくれるの巻(笑)

うん、この席で良かった(現金)。

3Fまでびっしり埋まった東京芸術劇場コンサートホールは壮観の一言で演奏も楽しく、いい思い出になりました(^^)

「ブラバンディズニー」は来年2020年2月16日(日)に東京渋谷・オーチャードホールでの公演が決定。
びびちゃんの出演は未発表ですが、音響の良いホールでの歌声が聞けると嬉しいです。

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『笹本玲奈20thアニバーサリーコンサート「Breath」』

2019.7.20(Sat.) 19:00~20:50 4列20番台
2019.7.21(Sun.) 12:30~14:15 2列1桁番台
2019.7.21(Sun.) 17:00~18:50 8列10番台

よみうり大手町ホール

笹本玲奈ちゃん20周年記念アニバーサリーコンサート。

正しくは、去年が『ピーターパン』デビューから20周年なので、今年は21周年なのですが、まぁそれは置いておいて。10周年は当時ホリプロが持っていた天王洲銀河劇場でした。それから11年が経ち、23歳だった玲奈ちゃんは出産もされて34歳に。会場も当時はなかった、よみうり大手町ホールになりました。

よみうり大手町ホールは客席501席の中規模のホールですが、今の玲奈ちゃんにぴったりの空間。
大きすぎもせず小さすぎもせず、そしてファンクラブの方ばかりではなく、ミュージカルファンやそれ以外の方にも来てもらえる利便性、と至れり尽くせりのホールです。

実際客層も、いつも玲奈ちゃんのところでお会いする玲奈友の皆さまだけでなく、劇場でお会いするお知り合い、ドラマ効果もあって初めてと思われる方も含め、結構ばらけていて嬉しい限り。

それでいて初日、開演時間を過ぎてから静まり返る客席から、ただ一つの音も聞こえなくて。

1曲目が客席降り(客席後方)からの登場だった玲奈ちゃんが、「あまりに音がしないのでお客さんが入っていないんじゃないかと心配になった(笑)」と言っていた位の静けさは、客席の一丸さを見せて印象的でした。実際は2回目以降、ここでは音楽がかかっていたので、あぁBGM入れ漏れだったかぁとは思いましたが(爆)。

さて、セットリストです。

●セットリスト
1.I'm Flying/ピーターパン
2.あんなひとが/ジキル&ハイド
3.All For Laura
 /ウーマン・イン・ホワイト
4.スマイル、スマイル/ミー&マイガール
5.孤独のドレス/マリー・アントワネット
6.As If We Never Said Goodbye
 /サンセット大通り
7.僕こそ音楽/モーツァルト!
8.愛は死なず/ラブ・ネバー・ダイ
9.水着の美女/ラブ・ネバー・ダイ
9.翼が今/NHKみんなのうた
10.子守歌メドレー
 10-1.優しい羊飼い/ピーターパン
 10-2.心で見つめて/ラブ・ネバー・ダイ
 10-3.ララルー/わんわん物語
 10-4.明日は幸せ
    /マリー・アントワネット
11.命をあげよう/ミス・サイゴン

【回替わりゲストコーナー】
●7/20(土)19時
 withソニンちゃん
12.憎しみの瞳/マリー・アントワネット
13.Listen/Dream Girls(ソロ)

●7/21(日)12時30分
 with佐藤隆紀さん
12.夜のボート/エリザベート
13.神よ、何故/ミス・サイゴン(ソロ)

●7/21(日)17時
 with石丸幹二さん
12.All I Ask Of You/オペラ座の怪人
13.時が来た/ジキル&ハイド(ソロ)

【回替わりリクエストコーナー】
●7/20(土)19時
14.罪と罰/椎名林檎(1位)
15.On My Own/レ・ミゼラブル(2位)

●7/21(日)12時30分
14.100万のキャンドル
 /マリー・アントワネット(3位)
15.罪と罰/椎名林檎(1位)

●7/21(日)17時
14.Popular/Wicked(4位)
15.罪と罰/椎名林檎(1位)

【通常コーナー】
16.Somewhere/ウェストサイド物語

【アンコール】
17.ミッドサマー・イブ/PUCK
18.I Got Rrythm/クレイジー・フォー・ユー

・・・・

これでもかというぐらいの有名曲揃い。
それらの曲を構成の小林香さんが本当に巧みに整理して下さって、素晴らしいセットリストになっていました。

20年間、ひたすらにヒロインを演じ続けて、四季以外のヒロインをほぼ総なめにしたのではと思われることが反映してて、M2からM5の「今まで演じた役の中から」の4曲という時点でもう濃い強い。
役柄からして娼婦→姉→少女→王妃ってあたりも役が広すぎ(笑)。その4曲をほぼ間なしに歌いきる玲奈ちゃん、喉強いなーと感心しきり。

今までは苦手なのではと感じていた高音域も限界まで飛ばしてて、M8の「愛は死なず」のクリスティーヌ、石丸さんゲスト回のM12(こちらもクリスティーヌ)、今年の冬公演控えてのM16「Somewhere」のマリアと、歌声の可動域が広がっているのに驚きます。

一番の変化を感じたのはMC。
玲奈ちゃんのMCといえば、「ぽわぽわ」が代名詞だったりしますが(爆)、上手くいかなかったことを引きずるようなところがあったのが、今回はそこここで噛みつつも、強引に先に進める「Show Must Go On」ぶりが凄い。

「母親になってこの曲を歌うのは本当に辛い」と仰っていた、M11「命をあげよう」でも、回ごとに泣き方は違いがあったものの、一番泣いていた初回の時も、泣いて戻って来れないかという状況の中で、勢いよく「はい、次行きましょう!」ってやるあたりが意外な強者ぶり(爆)。

選曲の意外性では何といってもM7の「僕こそ音楽」。いわゆる少年系(ピーターパン系)の声で歌ってて新鮮。なんか玲奈ちゃんが背が低くてアマデが喋れたらこんな感じじゃないかな?って感じでとっても面白い。リクエストパートでは実は私も入れた、21日夜のM14「popular」の玲奈グリンダが天才ってぐらいなテンションで、むっちゃテンションが上がりました。M18「I Got Ryhthm」の盛り上がりも、玲奈ちゃんでは意外に感じる機会がないので楽しかった!

玲奈ちゃんの歌ってやっぱり役として歌ってこそ光るというのが、まさにミュージカル女優だと思うわけですが、M2~M5の「自身が演じた役」では役に入って歌われていて、例えばM2「あんなひとが」では娼婦ルーシーンが、少女のように想い人を思って「ふふっ」って笑う様が本当に可愛らしくて、玲奈ちゃんでしか出せない空気感。

・・・

それではここからは回替わりのゲストコーナーの話。

●7/20(土)19時
 withソニンちゃん

ソニンちゃんパートで何といっても面白かったのは、そもそも今回のコンサートにソニンちゃんをゲストに呼んだ理由。実は翌日のシュガーさん(佐藤さん)も同じだったのだそうですが。

MAの博多座はWキャストだったので、楽が1日前に片方のチームが終わり、そのメンバーが玲奈ちゃん、ソニンちゃん、シュガーさん(と古川くん)。

で、打ち上げがあった後、「何か話し足りないね(by玲奈ちゃん)」ということで、天神でお茶出来るところを探しても夜22時過ぎでは店が開いてなくて、ふと見上げたそこにあったのは「カラオケ館」。
せっかくだから入っちゃおっか、ということで3人で入り、温かいお茶を飲みながら人生について語り合い(笑)、午前2時過ぎには「シュガーさんの発声講座」も始まり(笑)」

でも「せっかくこんな歌上手な2人と一緒にカラオケ館にいたのに歌わなかったのが悔しくて(by玲奈ちゃん)、で、呼んだと(笑)」

それを受けてソニンちゃん「え、本当にその理由なの(笑)」

翌日のシュガーさんも「え、本当にその理由なの(笑)」という反応をして、玲奈ちゃんから「昨日ソニンも全く同じ反応した(笑)」と答えていて面白すぎました。

ちなみに、カラオケ館入った時の反応は「玲奈は歌いたそうで、ソニンは絶対歌わない、聞いてるからって感じ」だったそうです(笑)(byシュガーさん)

で、ソニンちゃんとの話に戻りますと、『ミス・サイゴン』2008年ではキム役として一緒にやっていたけど、去年の『マリー・アントワネット』が念願の初共演。稽古場では稽古終わった後も2人して残って、演技の話や芝居の話や、人生の話をたっぷりして、「スタッフさんが『早く帰ってよ』みたいな感じで電気消されちゃったり(byソニンちゃん)」「じゃそろそろ帰ろうか、みたいな(by玲奈ちゃん)」…

それでいてソニンちゃん曰く「玲奈とは以前から知っていて役者としてもずっと見てきて、でも同じ役をやってから初共演まで時間が空いて、でも稽古場とかでそういって2人で話すことでお互いの気持ちを知ることで、『マリー・アントワネット』での2人のMAの関係での「空白の時間を埋める作業」とシンクロすることができたかなと思う」と仰っていたのが、凄く印象的で。

玲奈ちゃんはソニンちゃんを呼んだ理由を笑いに変えていたけど、「ライバルでもあり友人でもあり」で一番心の中に残っている女性だからこそ呼んだのだろうな、ということが感じられてとっても良かったです。

デュエットはその『マリー・アントワネット』から「憎しみの瞳」。「いきなりじゃ難しいよねー」と言い合って玲奈ちゃん「じゃぁ部屋に入ってくるところからやるね」で「マドモアゼル~」からの台詞入り。まぁすんごい対決バトル復活。

終わった後
2人「本当はこんなに仲良しなのにねー
 
(肩を組み満面の笑み)」
玲奈ちゃん「続きが気になる方はDVDで」
ソニンちゃん「DVDはこのペアですんで是非」
…なんちゅう鉄壁のフォーメーション(笑)

ソニンちゃん
「この曲で玲奈が怯えている顔を見るのが楽しくて」
 (にやにや)
玲奈ちゃん「Sだねー(笑)」

そしてソニンちゃんの告知コーナー
ソニンちゃん「次は9月に世界初演になる『ファクトリー・ガールズ』という作品に出ます」
玲奈ちゃん「え、ファンテーヌいじめる人?」
 
(会場内大爆笑)
ソニンちゃん「違う違う(笑)でも「また戦うソニンか」と皆さんお思いかと思いますが、意外に後ろに控えているんですよ」
玲奈ちゃん「え、そうなんだ、意外(笑)」

…というあたりのMCも神ががっていました(笑)

●7/21(日)12時30分
 with佐藤隆紀さん

ソニンちゃんとの回に輪をかけて笑いの神が舞い降りていたのがシュガーさんこと佐藤さんの回。

シュガーさん「実は同学年なんですよ」
玲奈ちゃん「そう。85年組って多くて」
シュガーさん「僕は86年早生まれなので、同学年ということで」
玲奈ちゃん「最初は年上かと思って」

シュガーさん「実はジキハイを見に行って石丸さんにご挨拶した後、玲奈ちゃんにご挨拶しようかと思ったんですが、楽屋で『あれはこうすればよかった』とか仰ってたので遠慮して(笑)」
玲奈ちゃん「(撃沈)」

シュガーさん「『マリー・アントワネット』で初めて共演させていただくことになって、仲良くなりたいと思って親父ギャグとか言ったんですが、その時の玲奈ちゃん、『愛想笑いってこういうものなのか』という、そのものの笑顔をいただきまして(笑)」
玲奈ちゃん「(爆笑)」

シュガーさん「実はちょっとトラブルがありまして」
玲奈ちゃん「えっ?」
シュガーさん「僕はグループ(LE VELVETS)で活動しているんですが、実は今日、別のメンバーの衣装を持ってきちゃいまして(笑)」
玲奈ちゃん「(笑)」
シュガーさん「自分より身体が小さいメンバーのを持って来たらどうしようかと思いました(笑)」

シュガーさん「デュエットの曲をどうしようかという話になって」
玲奈ちゃん「『マリー・アントワネット』だと”蛇の歌”しかないですよね。あ、ご覧になっていない方は何のことやらと思いますが(笑)、マリーがどんどん怒って、(ルイが)大丈夫だよ、落ち着いて、とか何の役にも立たない合いの手入れてくる(←この表現が容赦ない笑)」
シュガーさん「で、ルイはおろおろするだけ(実演付きで面白すぎる)」
玲奈ちゃん「それ見てマリーが『キーっ!』ってもっと怒って(笑)」
シュガーさん「最後に『蛇ー』って叫ぶという(笑)」

…という経緯で、実はお2人からの希望が一致しての『夜のボート』。
玲奈シシィ&佐藤フランツ、素晴らしかった!是非本公演で見たい組み合わせです。

それにしても、MCから笑いの神が降臨してしまった玲奈ちゃん、

玲奈ちゃん「では『夜のボート』を・・・・
 (笑いが止まらない)」
 「こんな状態じゃ歌えないっ!(笑)」
シュガーさん「僕の衣装のこととか思い出しちゃダメだよー(にやにや)」
玲奈ちゃん「ちょっとっ!!!・・・(とシュガーさんが見えないところに退く)」

ってあたりがいかにも同学年尊しって感じで微笑ましかったです笑

そしてソロは「髭生やして歌う曲ではないんですけど(byシュガーさん)」な、『神よ何故』(ミス・サイゴン)。
前日までレミで一緒にやってたクリス・おのりゅー(小野田龍之介氏)に「何歌うの?」って聞かれて、この曲を歌う、と言ったら「へー」と(笑)
「先生、どう歌えばいいですか」って聞いたら「息を吸って吐いて歌えばいいんだよ」と言われたそうです(大笑)。

そういえばシュガーさんのペットボトルの水だけ、なぜかストローが挿し忘れてて

玲奈ちゃん「ごめんねー(といいつつ笑いをこらえきれない)

・・・で、シュガーさんはペットボトルをキャップ外して飲んでました(笑)

●7/21(日)17時
 with石丸幹二さん

他の2人がわちゃわちゃMCだったに比べると、少し大人しめな石丸さんとのMC。

玲奈ちゃん「ずっと客席から拝見してきたのに、最初の共演はミュージカルじゃなくて娘と父で(笑)」
石丸さん「『日本人のへそ』って作品で。自分も四季出て、あんながに股な役やったの初めてで(笑)」
玲奈ちゃん「やっぱり初めてだったんですね」

石丸さん「その後は『ジキル&ハイド』でミュージカル初共演で、最初は婚約者エマ役で、最初の関係性からすると2階層昇格で(笑)」
玲奈ちゃん「(笑)」
石丸さん「その次は同じ作品でしたが今度はルーシーということで、Wヒロインのもう一つの役で今度は僕のもう一つの役であるハイドと」
玲奈ちゃん「濃密な関係の役でしたね」

石丸さん「今回玲奈ちゃんの20周年に呼んでいただけて嬉しい限りで、今回のデュエットは僕のCDでデュエットしていただいた、『オペラ座の怪人』のクリスティーヌとラウルのデュエットで…それでは『アスペクスオブラブ』から・・・」
玲奈ちゃん「えっ(笑)」

…単純に言い間違えだったそうですが(爆)、CDよりもまた変わった高音域の出し方になっていた玲奈ちゃんのクリスティーヌ、素敵でした。2人並ぶとやっぱりタッパのバランスが良いというか、様になりますよね。

石丸さんのソロは「時が来た@ジキル&ハイド」。
玲奈ちゃん「ミュージカルの曲の中で一番好きな曲なんですー」と本当に嬉しそうで、ミュージカル好きな女の子に戻っていて新鮮。
石丸さん「じゃぁ玲奈ちゃんのために歌います」
玲奈ちゃん「いえいえお客様皆さまのためにお願いします」

…と、上手くまとまりました。

石丸さん曰く「この曲、本当はこの後、ハイドになるところまで繋がっているんで、普段はこの曲だけに全力というわけにはいかないんですが、今日は「時が来た」だけなので、全力で参ります」

と仰っていたままの物凄い迫力で、この日限りのフェイクも入れていて、玲奈ちゃんも大感動していました。

・・・

玲奈ちゃん本人が仰っていましたが今回の『Breath』は「立ち止まって、今までを振り返り、これからを見据えるための時」という意味を込めて構成の小林香さんと相談して決めたタイトルとのこと。

実際、出産を挟んで玲奈ちゃんの役もキャリアチェンジして、年下ばかりをやっていたところから、年相応の役もできるように変わってきたこのタイミング。そして『ウェストサイド物語』のような王道ミュージカルにヒロインで呼ばれ、地球ゴージャスでもヒロインに呼ばれ、今後の役付きの道のりを見える状態になってきたこの時期にこのコンサートが出来たことは、本当に意味があることだと思えて。

今まで本当に数多のヒロインをやってきて、エポニーヌもキムも干支1回り以上やる人なんて、未来永劫いないかもしれないし、でも過去のことに頼ることは決してなくて、今後の道に対してどう歩んでいくかを具体的に見つめ始めている玲奈ちゃんの姿は、先行きに迷っていた数年前とは全く違う、強さに満ちていて。

3回公演の最後、感極まって涙を流されたときに言われたことは本当に驚いたけれども、ファンとして拍手を贈る姿が、少しでも玲奈ちゃんが前に進んだり、立ち止まったりするための支えになればいいなと思えた、本当に素晴らしいコンサートでした。

ホリプロさんが今回、力を入れていただいたことにも感謝です。
いつも以上に色んなスタッフさんが関わってくださり、パンフレットも1200円とは思えない素晴らしい出来で、次の10年に向けて素敵なスタートになったと思います。

客席でご覧になっていた(唯月)ふうかちゃん、(小南)満佑子ちゃんといった、次に続く女優さんへの道しるべとして、今後も魅力あるミュージカル女優さんとしての先頭に立って、時には休みながら永く活躍していってほしいと願っています。

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『REEFER MADNESS』

2019.7.6(Sat.) 18:00~19:30
新宿村LIVE
XA列10番台(最前列センターブロック)

4日(木)が初日、そしてこの日の翌日7日(日)が千穐楽という、超短期公演。
映画演劇文化協会の制作の作品で演出は上田一豪さん。

実は初日の4日もチケットは取っていたのですが、仕事の都合で(というか上司が無理やり打ち合わせを19時近くまで引き延ばしたので)、途中から入るのも申し訳ないし、と泣く泣く断念、この回1回だけの観劇です。

昼間は都内某所で新妻聖子さんのファンクラブ限定コンサートを堪能し、フォローわーさんと泣く泣く別れて(泣く泣くばっかやな笑)西新宿へ。

相変わらず、東京メトロ丸の内線西新宿駅から徒歩7分はあり得ないと思いながら(初訪問だと15分は見た方が良い場所です)、ぎりぎり飛び込んだら既に上田さんの前説が始まってました。

閑話休題。

「麻薬ミュージカルに行ってきます」ってフォロワーさんに伝えて別れたのですが(爆)、それで伝わるこの作品。
麻薬(ルーファー)中毒に対する警鐘、というこの作品。

学校にはびこる麻薬への誘惑、優等生なジミー(水田くん)と純粋な少女メリー(この回は清水彩花ちゃん)、麻薬の元締めジャック(岸さん)、ジャックに精神的に服従する妻メイに保坂さん。この4人がメインの登場人物になります。

ジミーとメリーのカップルは正にお似合いカップルというか、優等生と美少女というペアリング。
それだけにジミーが麻薬の魔力に落ちて、警察に追われるお尋ねの者になったことを、知る由もなく魔の館に踏み込んでしまうメリー。観客からすると「なんでそんなに無防備なのー!?」って感じのツッコミをしたくなるぐらいなベタな展開。

麻薬に誘う元締めのジャック、岸さんが本当にクズでクズで(役柄に対して褒めてます)、保坂さん演じるメイを目の前に麻薬をちらつかせて服従させるところも含めて、本当にクズ過ぎて。それでいてシレっと逆サイドの役(もう1役として神様を演じています)と2役演じるのが、笑いのツボ的にズルすぎます(爆)。

まんまと麻薬の罠に落ちたメリーが、今までの美少女的なポジションから解き放たれ、大立ち回りをするあたりは予想してはいたものの、彩花ちゃんがあんな姿であんなことをするというのがなかなか見られないものを見たって感じなのと、今作は3D映像を映し出す(入口で3D対応メガネを配布)シーンがあり、その時も彩花ちゃんのあんな姿のあんなこと(詳細略)が見られるのがびっくりです。
彩花ちゃんの普段は出していないオラオラ系というか(笑)。

彩花ちゃんも岸さんも保坂さんも歌上手揃いでそういう意味ではノンストレスですし、猛スピードで圧倒言う間に終わって、いい意味で、なーんにも残らない作品とも言えて、その辺がB級ミュージカルと称されて、それは褒め言葉なのだろうなと思います。

ジャックに逆らえないメイが悲しみにくれながら、おもちゃのピアノで弾く曲が「Memory」だったり(グリザベラかいっ笑)、銃で撃たれたメリーが愛するジャックの腕に抱かれて息絶える様が、本気の「恵みの雨」だったり(彩花ちゃん未体験)、ちょいちょい小ネタも挟みつつ、オリジナル寄せっぽい、「過剰に説教臭く見せてなかった」ところが、上田さんの演出でいいなぁと思うのでありました。

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『Before After』(14)

2019.6.30(Sun.) 18:00~20:00
天王洲KIWA

「Before After In Concert」Vol.1の渋谷に次いで、Vol.2は天王洲KIWAでの開催。

名前に見覚えがあるなぁと思ったら、以前二子玉川にあったKIWAが移転したライブハウス。
「KIWA」というのは「東京の際(きわ)」という意味なのだそうで、二子玉川も多摩川を渡れば神奈川県でしたし、天王洲もすぐそこは東京湾で、向かいは千葉なので、名前がなるほどそのまま使えるわけなんですね(笑)。

前日までの宝塚&大阪での観劇を終え、元々入れてあったこの日のBAコンにどうアクセスするか迷ったのですが、普通なら新幹線なところ、天王洲なので伊丹から羽田空港に飛ぶことにしました。羽田空港から天王洲アイルは東京モノレールで1本ですからね。

当日まで大阪にいたのを知っている知人からは「なんでここにいるの」と驚かれましたが、自分でも無茶スケジュールという自覚はあります(笑)。

前回はベン&エイミーが経験者ペア。この日客席にもいらした上野聖太さんがベン、RiRiKAさんがエイミーでしたが、今回は2ペアで、経験者ペアではありつつも、昼夜のうちこの夜の回は相互乗り入れ(便利)での色々なパターンが楽しめました。

染谷ベン&田宮エイミーのレジェンドペア、
田村ベン&清水エイミーの一度きりペア。
とはいえ、清水エイミーは初演キャストでもあり。

田宮さんが4回3ペア(「他2人も付き合っちゃった」って発言がサマになるのが、流石たみさん)、染谷さんが3回2ペア(3回目が綿引さやかさん<びびちゃん>)、彩花ちゃんが2回2ペア(初回は小林遼介さん)、田村さんが1回1ペアという次第で、偶然ながら4・3・2・1とそれぞれのBAキャリアが異なるとのこと。

MCで興味深かったのは、この4人のうちただ1人、田宮さんだけが2幕版を経験されているという話。
当初は1幕制でしたが、1幕ラストと2幕最初の曲があまりに大曲過ぎて、今や2幕制になっています。

田宮さんは「本音では役者としては1幕で通したい」と仰っていてその気持ちもわかる気がしますが、あれだけの大曲を挟んでしまうと、力をセーブせざるを得なくなる役者さんも出てくるでしょうから、2幕になるのは致し方ないところなのでしょうね。

ちなみにここで田宮さん、MCに窮して「客席にベンをされた上野聖太さんがおられます。2幕制ってどうですか?」って聞いたら上野さん、「あ、僕は2幕制やってないんで」と返してて会場内爆笑。そうでした、前回のコンサートバージョンだけですね、2幕制。

では、セットリストです。

●Act.1
1.Comeing Back(田村&田宮)
2.A Little Longer(清水)
3.This Time(田宮)
4.For The First Time(田村&清水)
5.The Painting / Up Here(染谷&田宮)
6.No More Forgetting(田村)
7.As Long As You're There(染谷&清水)

●Act.2
8.Daddy, I Met This Boy(清水)
9.The Closer We Get(田村&田宮)
10.The Next Step(染谷&清水)
11.Three Long Months(清水)
12.Before After(田村)
13.Sketches(染谷・田宮)
14.Coming Back(reprise)(田村&清水)

●Encore
15.As Long As You're Here(全員)

本来のペア、浮気なペア(爆)が入れ代わり立ち代わり現れるVol.2、観ている方も大層忙しいわけですが、ベンとエイミーのペアは(本来のペアと入れ替えるかどうかはともかく)固定しておいた方が良かったかも、とはふと思いました。

物語として見ると、ベンが変われば、エイミーが変われば、そしてそのペアが変われば別の物語なわけで、歌だけ聞けば色々な組み合わせが観られてお得ではあったものの、「歌を通してBAの物語を知っていただく」ということに関しては、少しく落ち着きが足りなかった点があったかなと。

そんな中でも理屈抜きで気持ちを持っていかれたのは、2幕ラスト、田村ベン&清水エイミーのエンディング(M14.Coming Back(reprise))
。このペアは日暮里で組んだ1期きりのペアですが、当時、客席から見てても「温まり始めたところで終わった」感があって。BA経験者の彩花ちゃんがBA初心者の田村くんをお姉さん的にフォローしてるところが強かったんですよね。

でも、久しぶりにお互いが成長して臨んだ今回の場で、当時の「あと一歩」の想いを晴らすかのような、理屈では理解できないほどの高揚感が客席をぐわっと包み込んで、あぁ、これぞBA!という思いを感じられたことが何より嬉しかったです。

BAという作品はどこまで行っても正解に辿りつけないというか、その時々の正解があるというか、そういう深い作品なわけですが、若い頃の勢いで演じられることにも、その後しばらくたって、役者としてのキャリアを積んでこそ表現できることにも、どちらにも意味があるように思えて。

今年は5周年記念イヤーということでコンサートが続いていますが、ぜひこの勢いで本公演も催されることを期待しています。

自分の理想は(1)経験者同士のペア(2)片方経験者、片方新加入のペア(3)新加入同士のペアがいいかな。

長く続く作品には「作品のコアを受け継いでいく」要素が大事だと思うし、新加入の方だけで構成するのは色々な意味でリスクもある気がするし。つい全キャストをコンプリートしたくなる作品だからこそ、今までのファンとこれからの新しいファンを両立できる、キャストによって常に新たな風を起こされる作品であり続けることを祈念しています。

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『はい、丸尾不動産です。~本日、家をシェアします~』

2019.6.29(Sat.) 18:00~19:40
ABCホール(大阪・中之島)F列1桁番台

今年2回目の大阪遠征(1月の『マリー・アントワネット』ぶり)は、こちらの舞台。
青山郁代さん出演です。

関西テレビさん製作で、大阪のみの舞台ということもあり、遠征しようか一瞬だけ迷いましたが、「大阪人の郁代ちゃんがどういうポジションになるのか」めっちゃ楽しみだったので、来て大正解。むっちゃ笑いました。出演者に気づかれるほどに(笑)。

この日の昼は、東京でチケット難だった宝塚雪組『壬生義士伝/music revolution』を初めての宝塚大劇場で観劇してから、G20最終日の大阪の街を突っ切って、これまた初めてのABCホールへ。この2作品をマチソワした人は他にいないだろうな(笑)、な凄まじい振れ幅でしたが、どっちも正にプロの仕事、素晴らしかったです。

・・・

この公演は土曜日初日、月曜日楽という5回公演で、なんでこんなに短いのかと思っていたのですが、W主演の兵頭さんと吉弥さんが平日昼のレギュラー番組をお持ちだからなんですね。こういう感覚が大阪人じゃない人の限界なんですが(爆)、そのW主演のお1方、兵頭さんが不動産屋さん(菅谷さん)で、その不動産屋さんが管理するシェアハウスに入居希望でやってくる元エリートサラリーマンが吉弥さん(林田さん)。ただ、そのシェアハウスの住人はいずれも曲者ぞろい。

自称”ミュージカル女優”の亜美(青山郁代ちゃん)、自称”未来の弁護士”の沢田(三好大貴さん)、菅谷さん曰く”唯一の常識人”の守屋(宮下雄也さん)、そして自称”いい子ちゃん”の薫子(高岡凜花ちゃん)という4人がシェアハウスの住人。

…なんですが、林田さんがそのシェアハウスに見学にやってきて菅谷さん不在、という状態で、それが当たり前の如く歌い出す、自称”ミュージカル女優”な亜美ちゃん。当たり前ですが歌上手いです。知ってますが(笑)。

この作品の演出の木村淳さんは以前『それいゆ』で郁代ちゃんはご一緒されていますが、その時の役の凛としたイメージと一欠けらも一致しない亜美ちゃんの役どころの凄さに笑います。

興味深いのは「ミュージカル女優」という役どころが、数年前に比べて市民権を得ているので、「どういう人?」という説明があんまりいらなくなっているんですよね。昔ほど「変わった人」と見られなくはなっているけど、でも、やっぱり「いきなり歌い出す」を初めとして、多少「変わった人」要素が残っているので、エピソードを作りやすいという。

ピンク一色の派手な衣装で歌い踊りまくる様に圧倒されながらも、役柄上「『自称』ミュージカル女優」となっているところの理由がだんだん見えてくる様が面白いです。歌上手で、売れても不思議はないはずなのに、それでも売れずにスナックで働いて稼がなければどうにもならないのはなぜか。

自信いっぱいに振る舞っているけども、売れない現実と向き合わざるを得なくて。同じ劇団に入ってきた(年下の)凜花ちゃん演じる薫子の(輝いた)存在を受け入れることなんかできなくて、周囲に気づかれるほどに薫子に対して嫉妬して虐める亜美。そんな亜美に対して反発するでもなく、純粋に疑問を投げかける薫子を見ていると、「絶対に敵わない」としか思えないだろうなぁ。

どこまでミュージカル女優あるあるなのか分からないけど(大阪の舞台なので同業の方はほとんど見てないと思うので)、郁代ちゃん、よくこの役を受けたなぁと思いながら見てました(爆)が、逆に言うとこの作品のテーマである「他人を羨むより、自分を上げないと」というポジションに既に辿りついているからこそできる役、見せられる役だと思えて。きっとそれが、大阪からミュージカル女優を目指して上京した郁代ちゃんの10年間の経験がなせる業なのだろうと思えて、嬉しかったです。

一部では有名ですが、郁代ちゃんが就職活動当時、アナウンサー試験を受けたうちの一つがこの関西テレビさんなんですね(アナウンサー試験受けてたのは知ってましたが総合職も受けてたのは初めて知りました)。それを言える立場(&気持ち)になったのって良かったなぁと。

適度に痛々しくて、適度にずれてて、適度に売れてない役どころから、いかにして自分を変えていくか。

自分だけでは抜け出せないトンネルから抜け出すときに、”シェアハウス”という、人と人とが「少しだけ」密着している空間でいることが、”気づき”をくれて。

演出の木村さんも書かれていますが、このシェアハウスの住人は「過去から目を背けたい」「現実からも目を背けたい」「未来からはもっと目を背けたい」人たちばかりなんですね。それは、とある事情でこのシェアハウスにやってきた林田さんでさえ同じ。

「自分は頑張ってる」「周りが認めてくれない」「自分は間違ってない」...

郁代ちゃん演じる亜美の台詞にある「承認欲求」と言う言葉、そして凜花ちゃん演じる薫子の問いかけにある「幸福はどうすれば掴めるか」はリンクしているように思えて。

他人から、社会から自分がどれだけ認められるかは誰かと比べるようなものでもないし、それこそ兵頭さんがいみじくも語っていた「幸福は上を見ればきりがないし、下を見たって仕方がない」、だからこそ「自分なりの幸福を、他人に振り回されすぎずに得ようとしていくしかない」というこの作品のメッセージはすごくしっくりきて。

「家」を舞台にしつつも、実は家に集まる「人生」を紐解くストーリーはとても新鮮で。「家族」だとどうしても物語が縮こまってしまうのに比べて「シェアハウス」を舞台にしたことで、種々多様な人を集めて物語を展開できた、素敵な作品でした。

この作品はシリーズ化ということで、11/30-12/2に第2弾「本日、家に化けて出ます」が公演予定です。
兵頭さん、吉弥さん以外は別メンバーかな。

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『私の頭の中の消しゴム』

2019.6.6(Wed.) 19:00~21:00
よみうり大手町ホール 3列1桁番台(下手側)

朗読劇の同作、3度目の鑑賞です。

期待通り、劇中から号泣しました。

どうしようもない現実の中で、起こる奇跡を拝見して、言葉にならない感情が込み上げるこの作品。

先週来、仕事で大きなトラブルが立て続けにあって、恩を仇で返されるようなことがあって、涙も枯れ果てて心が折れたようなところもあったのですが、さーやの薫を見て涙を流せた自分に、少しだけホッとしました。

・・・

今回で11th、つまり11シーズン目に突入した作品ですが、初見は天王洲銀河劇場で2010年9月、笹本玲奈さんが薫を演じた時。玲奈さんは当時25歳でした。2見目は現在のよみうり大手町ホールに移った後の去年、2018年5月、愛加あゆさんが薫を演じた時。あゆっちは当時30歳。そして3見目はこの日の神田沙也加さん。初演(2010年、今は無きル・テアトル銀座で上演)以来9年ぶりの出演です。当時23歳、今32歳。

年齢を意図的に書いているのは、この作品をさーやで今回見たときに、年齢を重ねることで深められることは大きいんだな、と改めて感じたからなんですね。
(今回のキャストでは市川由衣さんが2012年以来5回目の出演で、この作品ではレジェンドになります)

薫の頭の中に消しゴムが出来てしまったとき、薫がどう感じて、大切な人とどう向き合おうとするか。
その深みは、演じる人の中の引き出しが多ければこそ、伝わるものが多くて。
一度若い頃に演じたうえで、更に人生をともにすることを決意した相手と演じる今回の沙也加さんの薫は、伝わってくるものの強さが、期待通り凄かったです。

そう、男性女性の2人朗読劇であるこの作品、この日のペアの神田沙也加さんと村田充さんは、史上初の夫婦ペア。それが、身内で組むことを一切感じさせないどころか、「相手を自分以上に思う気持ち」がリアルに伝わってきて、相手を思うからこその薫の選択が、理屈でない何かも含めて迫ってくることに、ただただ圧倒されました。

夫婦ともに芸能人でないとありえなかった、リアル夫婦で演じる姿を拝見できる奇跡。充さんは沙也加さんと結婚後は、俳優業をされてこなかったそうですので、まさに奇跡に相応しい場。沙也加さんにしてみれば、ある意味、仕事の場にプライベートを持ち込むと言われかねない立場ではあったのに、それでも私が知る限り、ファンはみんな歓迎ムード。

薫を演じたさーやは、時にツンデレで(社長令嬢なので)、時にデレデレでさーやで見かけることはほとんどないレアキャラ笑)、そして時に精神的な大人ぽさと、表面的な子供ぽさを自在に行き来する、どれも魅力的な姿で、それを客席から、全部ひっくるめた魅力で見つめられる様は、さーやの存在感、そしてリアルなご夫婦である充さんとの関係性あってこそ。

この後の人生、彼と一緒に歩んでいくという覚悟なしでは受けられなかったであろうこの役、それをわかって薫を演じるさーやの姿は、ただひたずらにプロのオーラに溢れていて。強がる姿、弱さを隠そうする姿、そんな可愛さを絶品の包容力で支える充さんとのバランスは本当に素晴らしかったです。

終演後、スタンディングオベーションの客席を見て涙ぐむさーやを、優しく抱きしめる充さんの姿は、実際の身長以上に大きく感じて、実は淋しがりやなさーやを支えてくれる相手がいてくれて良かったなぁと、そんなことを思って。

本編を拝見して流した涙の心地よさも感じながらホールを後に出来て、素敵な夜になりました。

 

 

 

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『アイリスオーヤマ スペシャルコンサート2019』

2019.5.20(Mon.) 19:00~21:05
サントリーホール 2階C7列20番台(センターブロック)

「オーケストラ・サウンドと光のスペクトラム 仙台フィル meets 新妻聖子」のサブタイトルが付いたオーケストラコンサート。

サントリーホールに来るのは久しぶり。
直近は3年前の4月、玲奈ちゃんが出た『とっておきアフタヌーン』以来。
学生時代はクラシックを聞きに来たりしたことがあります。大学の恩師がクラシック好きで何度か来たことがあるので、クラシックのイメージが強いホール。

つい先日のコンサートツアーファイナル@オーチャードホールから1週間経っていない状態での聖子さん登場、ということでしたが結果的に曲目は1曲以外は全てお久しぶりに聞く曲、来て良かったです。

聖子さんパートのセットリスト
●第1部
1.Let It Go/アナと雪の女王

●第2部
2.My Heart Will Go On/タイタニック
3.I Dreamed A Dream/レ・ミゼラブル
4.Nessun Dorma/オペラ『トゥーランドット』

まさに歌い上げ系全力。

すべて英語歌詞で、聖子節全開で歌い上げる様で満場の拍手を受けられていました。
アイリスオーヤマさん主催ということで背広姿の男性が多く(つか自分もそうですが笑)、恐らく代理店関係の招待の方も多く見受けられましたが、それでも掛け値なしの満場の拍手を贈られる姿を拝見できるのは嬉しいものです。

サントリーホールということで、英語歌詞がしっくりくる上、当然伸びる声が存分に発揮できるわけで、選曲もコンサートとほぼ被らず(M4のみ被り)。最初はちょっとホールの音響に戸惑っていた感じがあったけど、2幕は微調整をした上での歌唱だったのが流石でした。

フルオケだったので本音では『GOLD』を期待したんですけどね、次に期待です。

ともあれ、歌声全力なのと双璧で売り(爆)になるのがMC。
司会をされていた柴田アナ(元TBSのアナウンス局次長をされた方です)に「MCお上手ですね」と言われるミュージカル界のMC姫(笑)の本領発揮。

2幕2曲の途中のMC、レミゼ「夢やぶれて」の曲紹介はご自身で。

「さきほど司会の柴田さんも『ニューシネマパラダイス』が年齢によって感じることが変わる作品と仰っていましたが、今からお聞きいただく『レ・ミゼラブル』も年齢によって感じることが変わる作品のうちの一つです」

と仰られ、

「ファンテーヌは夢破れていますが、それでも自分の足で立ち上がろうとする。人生はなかなか上手くいくことばかりではないですけど、それでも立ち上がろうとする強さを感じていただければと思います」

というMCからの歌唱。

頭いいなぁと思うのは、1幕での司会の柴田さんの言葉を引用され、共通点を説明しながら「レミゼ」について「年齢によって感じることが変わる作品『のうちの一つ』」と仰っているところ。つまり、そういう作品は「レミゼ」だけじゃない、ということをこの言葉で表現してるんですよね。

「1幕で説明されていたことと、実は同質のもの」ということでお客様の関心を引き、そして「レミゼ」以外にもそういう作品がある、ということでミュージカルへの興味も湧かせる。この日、レミゼは映画音楽の流れで紹介されていたのですが、そこにミュージカル側の説明も加えるのが流石で、更にそれが客席みなの関心を呼ぶように「人生で立ち上がることの大切さ」につなげるのが素晴らしいです。


歌唱後の柴田さんとのMC

柴田さん「お喋りお上手ですね」
聖子さん「すいませんうるさくて(笑)」
柴田さん「(経歴を拝見して)王様のブランチ経験は役立ってますか」
聖子さん「えぇもちろん。天職だと思ってました。1日7軒とかのグルメレポ、女の子はみんな辛そうにしてたのに、私は天国じゃないかと思ってました(笑)」

聖子さん「食レポ褒められたので、職にあぶれたら、食レポに転職しようかと思ってます」からの、歌声で度肝を抜いて満場の拍手をもらうスタイル(笑)

司会の柴田さんのポケットにCD「colors of life」が…

柴田さん「あれ、こんなところにCDが(笑)」
聖子さん「すいません、さっき横から入れちゃいました(笑)」
こちらサントリーホールの上にある、ワーナーミュージックさんからCD出させていただきまして」

…どこまでも澱みない(笑)
確かに、サントリーホールの横、アークヒルズサウスタワーの20階にワーナーミュージックさんの本社があります。姫のMCの情報量ハンパない(笑)

柴田さん「(帯に書いてありますが)関ジャニさんの音楽番組で6回優勝、あの『ラマンチャの男』すごかったですね」
聖子さん「ありがとうございます。このCDには入ってないんですけど(笑)」

…とかいうのまでありました。

聖子さんのMCをよく聞くと、よくプレゼンテーションの本で書かれている「まずは聞き手と共感できるところを共有して、自分に関心を持ってもらうのが大事」ということとかなり共通している部分があるんですよね。

ただ歌を聞いてもらうだけでなく、歌の周りの物語も一緒に持って帰っていただく。
聖子さんが自身のコンサートでも、コンサートのゲストでも常に感じられる哲学。
自分を、音楽を、そしてミュージカルを、理解してもらうための労を惜しまないからこそ、聖子さんは強く光っているのだろうな、という気持ちを再認識できた素敵な時間でした。

仙台フィルさんの演奏も迫力で、特にラストの『スターウォーズ』の「帝国のマーチ」は圧巻でした。
素晴らしかったです。

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